緊急事態宣言で塾の授業はどうするのか

2020年4月7日 安倍総理から緊急事態宣言が…

映像コンテンツで塾の授業を代替しているケースも多いのですが、現場で教える先生たちからするともう少し何とかしたいと思われているかもしれません。

さらに家庭教師の先生からすると、このまま子どもたちを、野放しすることは避けたいと思っている先生も多いのではと思います。

在宅ワークが定着しつつなりそうですが、教える先生も、教わる生徒も、自宅でできるのは、塾や家庭教師にかなり効果の高い学習方法だと思います。

今から20年ほど前のインターネット事情は、専門家の方ならお分かりだとおもいますが、ダイヤル回線からISDN回線に進化したばかりです。パソコン通信と呼ばれる、今では化石化した方法で、双方向の遠隔授業の開発は夢のような話でした。

FAX塾なるものが出始めた時期でもありました。それ以前は通信添削です。郵便でやり取りですから、子どもからすると1週間ほど待たないと結果が出ないというものでした。

■インターネット授業は難しそう■

(インターネット授業=オンライン授業 全くの同義ではありませんが)

在宅ワークをしている人が、ここ最近使っているものに、「Zoom」というアプリがあります。

これまで、SkypeやYouTube、インスタグラムなどが主流でしたが、こうしたものを使って、コミュニケーションを取ってきました。

Zoomは、無料で使えるので(有料バージョンもあります)この間のコロナ渦のおかげで、爆発的にDLされて認知度が高まっています。

実際、使ってみると、音質に優れ、遅延もあまりないので、これを利用して授業をやるのはとても有効です。操作性も簡単ですから、コンピュータが苦手なの方でも、インターネット授業を、簡単にできます。

必要なものは、※1 インターネットに接続されたパソコン、※2 マイク付きヘッドフォン、※3 WEBカメラ、※4 ワコムのタブレットなど。※5 教材をスキャンするなら、プリンタも必要です。

インターネット会議(授業)システムで検索すると、上記以外に高価なものを付属品にしていることが多いのですが、個人で始めるなら、※1、2,4があれば始められます。

 

■ホワイトボードというノート■

先生からすれば、口頭で説明するだけでなく、黒板やノートに書いて説明をしますよね。その黒板、ノートのことを「ホワイトボード」と呼んでいます。

これを共有画面とも呼ぶのですが、相互に見ながら、授業などを進めていきます。

在宅ワークの仕事をされている人は、資料を見ながら、打ち合わせをしていきますが、この資料を共有しながら、ポイントをマークしたり、補足の説明をするのに使うボードです。

実は、無料のコミュニケーションアプリには、簡便なホワイトボードしかなく、一方的に説明をするだけならいいのですが、生徒に問題を解かせて、途中経過を確認したいという先生には、物足りないだけでなく、先生側しか文字が書けないので、無いよりましという程度なのが多いのです。

最大の欠点は、問題を直接書くことはできますが(手書きで)、用意した問題をペーストができないものが多く、とりわけ図形などの問題は、授業で説明するのにとても不便です。

授業でホワイトボード無しで、先生の喋りだけで授業をするのは、子どもにとっては学習効果がないので、ホワイトボードの機能は必要不可欠なものだと思います。

 

いつもの授業を、いつも以上に提供するために、先生は何をされますか。

 

 

ライター紹介

個別指導塾の生徒募集の営業でスタート、営業経験を経て、講師兼教室長として、指導経験を積み、その後、神奈川県下の50校ほど拠点責任者として、教室の統括・経営を行う。新人マネージャーとして経営改善で初年度トップの成績をおさめた。平成12年に、産声をあげたインターネット塾の立ち上げから、東大・早大・京大の近くに先生の指導センター、全国に200拠点のサテライトスクールを構築した。そのインターネット塾が倒産後は、個人でインターネットを使った授業方法の研究と実践を継続し、「先生に使いやすいシステム、生徒が簡単に使えるシステムをモットーに、全国の小規模塾の先生・家庭教師の先生達に使ってもらいたい」とシステム提供を2020年から本格的に始める。